E-MTB スペシャライズド
E-MTB 3台試乗しました。
試乗した時期は少し違いますが
今回書き溜めていきます。
筆者は、スペシャライズドのLEVO SL COMP押しです。
理由は軽量ですし、電動アシストが前に出すぎないところです。
乗るとわかりますが自転車に近いところが好きです。
これは人によりますが、ガンガンアシストしてもらうのは
もう少しあとでも良いかと・・・
ですが、今回は運良くヤマハのYPJ-MT Pro、
メリダのeONE-SIXTY 9000を乗る機会を得ました。
出来る限りレポートします。
今回のYPJ-MT Proの試乗は山でトレイルです。
MTBに乗るのも初めての経験でした^_^
ツーリングの楽しさとEバイクじゃないとまず行かない場所を体験しました。
調子乗って自撮りすると、今まで見たことの無い笑顔
自然と笑顔になれる、なんて日常生活ではなかなかありません。
皆さんもチャンスがあればオススメします。
では3台を乗り比べた感想と機能評価をお伝えします!
まずは自転車の紹介から
こちらは、筆者の一押し
【スペシャライズド】LEVO SL COMP(本体価格 600,000円)
そして
【ヤマハ】 YPJ-MT Pro(本体価格 600,000円)
↓↓↓
試乗場所は違いますが
【メリダ】eONE-SIXTY 9000(本体価格 850,000円)
↓↓↓
それぞれのトルクは
【ヤマハ】YPJ-MT Pro が 80N
【メリダ】eONE-SIXTY 9000 が 70N
そして
【スペシャライズド】LEVO SL COMP が 35N ※eONE-SIXTY 9000の半分のトルク
YPJ-MT Pro と eONE-SIXTY 9000 は、
ご覧の通りハイパワーですね( T_T)\(^-^ )
人間で例えると、力自慢の筋肉ムキムキといった表現が適切化と^_^
特に YPJ-MT Pro は乗った瞬間、パワーが満ち溢れているのが感じられました。
今回試乗した場所は、山道といってもかなりの荒れ地
ですが、YPJ-MT Pro は、コースのライン取りなんて気にしないくてラクラクです。
荒れた坂道でもグイグイ進みますよ!本当に頼もしい限りです^_^
感覚はバイクに近いとどこかのサイトに載っていましたが、
確かにそのとおりかも知れません。
一方で、
LEVO SL COMPですが、多めに試乗しました。
しっかりライン取りをしないと、すぐにタイヤ取られてバランス崩してしまいます。
で、山道入ってすぐに転倒、、、タイヤ取られてしまうと案外あっけなく転びます。
自転車でコケたのは、何十年ぶりの出来事・・・
皆さんヘルメットは必ず着用くださいね。
コケるコケないの安定度合いについては
タイヤの太さも関係しています。(念の為)
eONE-SIXTY 9000 は、
こちらは自転車屋さんの近くで試乗しました。上の2台のように、山でトレイルとかではないので
あまり参考にならないかも知れません。
ですが楽に乗れました。自ら漕ぐというより、自転車が勝手にアシストしてくれます。
自転車屋さんの話では、アシスト度合いはママチャリと似ているそうです。
そのとおりでした。
一通り乗り比べが終わり
改めて、この3台について
今回の経験を踏まえて、色々比べてみました。
■タイヤの太さ
3台並べると以下の通り
↓↓↓
・YPJ-MT Pro 27.5インチで、タイヤ幅は2.8インチ
・ONE-SIXTY 9000
前輪)29インチで、タイヤ幅は2.5インチ
後輪)27.5インチで、タイヤ幅は2.6インチ
・LEVO SL COMP 29インチで、タイヤ幅は2.3インチ
YPJ-MT Proeが2.8インチで1番タイヤが太い。
このタイヤとパワーで更に安定感を生み出しているはず。
ONE-SIXTY 9000は、
前輪と後輪を微妙に調整されています。実に繊細な仕様です。
LEVO SL COMPは1番タイヤ幅が細かった。
その分取り回しが良いのでこれはギブ&テイクです。
■車体の重量
・YPJ-MT Pro 24kg
・ONE-SIXTY 9000 22kg
・LEVO SL COMP 19kg
YPJ-MT Proe 、ONE-SIXTY 9000が特別重いかというと、
こちらがE-MTBの標準的な重量です。
LEVO SL COMPの19kgは優秀ですね。
■車体の剛性
・YPJ-MT Pro アルミ
・ONE-SIXTY 9000 カーボン
・LEVO SL COMP アルミ
一般的には、アルミ=重量(重たい)、カーボン=重量(軽い)
ですが
LEVO SL COMPはアルミにも関わらず、E-MTBの中でも軽量。
筆者も自転車が軽量でよかったと思う瞬間が1度だけありました。
それは勾配がキツくて、更に荒れた坂道です。
テクニックがあれば、一気に登れましたが、あいにく持ち合わせておらず、
トンデモナイ勾配を押して登りました、軽量で良かったと切に感じる瞬間でした。
■バッテリー重量も比べてみました。
・YPJ-MT Pro 重量3kg 36V-13.1Ah (240Wh)
・ONE-SIXTY 9000 重量2.6kg 36v-14Ah (504Wh)
・LEVO SL COMP 重量1.9kg(240Wh)
バッテリーの持ちはご覧の通り、ONE-SIXTY 9000、YPJ-MT Pro。
LEVO SL COMPはやや小さめなので、上記2台に比べると
長距離は向かないかも知れません。
最後に
部分的なパーツを比べると、各社工夫があるので、あまり意味がありませんでした。
やはり全体のバランスですね。また、各社のコンセプトもあるので、
最終的には、個人の好みになると思います。
知らないと電動アシストのMTBは、どれ買っても同じと思われがちですが、
乗ると全く違うので、購入される前は必ず試乗しましょう!
例えば、スペシャライズドであれば、作成前のコンセプトがMTBに限りなく近いE-MTBなので
あからさまにアシストが効いてくれないのでしょうね。
筆者は50代ですが、もうしばらくは LEVO SL COMPを乗りこなして
最後はYPJ-MT Proで落ち着きたいです^_^